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ブレイクダウンとは「音楽用語」の意味を解説してみる

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最近、音楽評論とかレビューとか結構見るんですけど、

よくわからない音楽用語いっぱい使われているときないですか。

E7(#9)の不協和な感じに支配され、

そのあとのコード進行がカデンツになっていて・・・。ああだこうだみたいな。

完全に大宇宙に放り出されてます。ポカんですよ。全く付いていけないから。

そんでもって、書いてるやつ絶対どや顔してるよね。

そういう人、本当に腹立たしくないですか。

 

そこで、よく使われているのを見にするけど、

あまり理解されてない音楽用語をまとめてみました。

 

 

 

ブレイクダウン

すっごいメタル好きの人に「cold rainとかいいよね。」

みたいなこと言うと多分嫌な顔されます。

なんだこいつ全然音楽のジャンルわかってないなと、思われそうです。

 

私たちは、激しい系の音楽を聴くと大体メタルだと考えがちですよね。

でも実際、それぞれのバンドはメタルとかハードコア、メタルコア、ラウドなど

といった複数のジャンルに分類することができます。

(そんなジャンルの分類なんて、本来どうでもいいことなのだが。)

 

このメタルとコア系の音楽を分けることができる要素があります。

それが「ブレイクダウン」という要素です。

この曲の1:36~あたりからがブレイクダウンと呼ばれる音楽的手法になります。

 1:36~からすべてのパートが揃って、同じように低音をズンズンしてますよね。

このゆっくりと首を上下に振れそうな感じ。

ブレイクダウンはこのように曲のテンポを急に落として、

低音を強調して演奏する流れのことをいいます。

 

また、この解説動画の0:15~でも確認できます。

 

この流れを含んでいる曲の多いバンドのジャンルを〇〇コアと呼ぶようです。

 

ただ、メタルにもブレイクダウンが使われている場合もあるので、要注意。

一概には言えませんが、逆にメタルは、リズムがより精密で、

華麗なテクニックが要求され、様式美を重視しているのが特徴だと思います。

特に、デスメタルなどでは、ブラストビート呼ばれるバスドラムずっと高速で、

連打するテクニックが用いられています。

 

四つ打ち

四つ打ちって最近よく聞きませんか?

具体的にはどういったリズムの曲を言うのかというと、これです。


KANA-BOON / ないものねだり

KANA-BOON大先生です。最近はあまりみなくなりましたが・・・

この曲、バスドラムという低い音の出るドラムが、ドン、ドン、ドン、ドン

一定の間隔で鳴り続けてますよね。

この1小節に4分音符が4つ並ぶリズムが四つ打ちと呼ばれています。

主にダンスミュージックなどに用いられています。

 

さらにいえば、サビの部分の、ドン、ドン、ドン、ドンの間に、

シンバルみたいなものがツ、ツ、ツ、ツ、と鳴っているのがわかりますか。

その結果、ドツ、ドツ、ドツ、ドツ、ってなってますよね。

このリズムを高速化させ、煽ってくるようなリズムを

用いているロックを、ダンス・ロック呼ぶようです。

 

 

メロコア

メロコアです。メロコアって聞いてどんな曲を思い浮かべます?

僕もかなり前まで、全くイメージがつきませんでした。

なぜなら、言葉で説明できないからです。

この言葉は、言葉そのものに意味があるというよりも、

当てはまるバンドによって、意味が形成されているような、

どこか逆説的な要素を含んでいる気がします。

具体的に当てはまるバンドはこれです。

 

Hi-STANDARD はメロコアでいいはずです。多分。

うん。あまり自信ないけれど。

もう1個挙げるならこれかな

 

 the Offspringです。

世間的にはメロコアらしいです。パンクっぽいけどね。

メロコアの特徴をあげると、曲が短い速いドラムがドッタンドッタン

泣ける曲調って感じですかね。

ちなみに、メロコアはメロディック・ハードコアの略です。

 

線引きが曖昧なので、下手に「このバンド、メロコアだね。」

とか言わないようにしましょう。怒る人いますから。

音楽のジャンル分けって本当にどうしようもない。

 

 

ファンク

ファンクって音楽のジャンルどんな感じかわかります?

ファンキーなやつだね。とかよく言われますけど、

そのファンキーという言葉はファンクという音楽のジャンルと関係があります。

ファンクは1960年代ごろに完成された、黒人起源の音楽スタイルです。

ファンク・ミュージックの大きな特徴は、

1拍目を強調した16ビートのリズムと楽器のフレーズを反復的に重ねた曲構成です。

要するに、すべての音がビートを刻むことに終始している音楽らしいです。

そのファンキーな映像はこちらです。

 James Brown大先生です。ファンクの元祖であり、この人がやってる音楽のみを

ファンクといって過言ではありません。

 

次の曲は絶対聴いたことあります。

この曲もファンクの流れを組んでいます。

  

なんだか音楽用語の解説というよりは、

音楽ジャンルの話ばかりになってしまいました。

後、間違っていること書いていたらごめんなさい。以上です。