『DIR EN GREY(ディルアングレイ)』 おすすめの名曲 [7選]
今、世界的に売れているバンド『DIR EN GREY』。
読み方はディルアングレイです。
そのおすすめの7曲を紹介していきたいと思います。
僕がなぜDIR EN GREY を聴くようになったのかというと、
当時高校生くらいだった、僕は『凛として時雨』にハマっていまして、
ふと疑問に思ったんですよね。
「男性アーティストで誰が最も広い音域持っているのかと」。
そこで、ググってみた結果、DIR EN GREYの京さん(ホイッスルボイスが出せる)
を知り、DIR EN GREYを聴き始めたところ、みごとにハマっていったという訳です。
自分が最初に借りたアルバムは「DUM SPIRO SPERO」でした。
DIR EN GREYの特徴
説明したいことがあまりにも多すぎるので、曲だけ気になる人は、
下にスクロールしてください(笑)
DIR EN GREYは昔はV系バンドだったようで、かなり派手な格好をしてます。
昔、Mステに出演した時のヴィジュアル演出が怖すぎて出禁になった(?)
という話はかなり有名ですね。
しかし最近は、そこまでV系に寄せている訳ではなくて、音楽そのもので勝負していることが感じられます。
現在では海外で絶大な人気があるバンドになっていて、海外のフェスにたくさん出演しています。
Wacken Open Air などにも出演しています。
You Tubeのコメントを見ても、英語のコメントが多いことから、海外からの人気を証明していますね。
ちなみに、DIR EN GREYの由来は「DIR」がドイツ語で「銀貨」、
「EN」がフランス語で「~の」、「GREY」が英語で「灰色」なので、
合わせて「灰色の銀貨」という意味になっています。
自分は昔、ディルのスペルを間違って覚えてました。ごめんなさい。
DIR EN GREY メンバー
メンバーを紹介しておきます。
Vo. 京
Gt. 薫
Gt. Die
Ba. Toshiya
Dr. Shinya
アーティスト写真を見てもらえばわかりますが、みんなイケメンです。
モデルみたいで本当にかっこいい。女性ファンが多いことにも頷けます。
ちなみに薫がリーダーです。薫がリーダーであるために、ライブでは他のメンバーを見渡せるような立ち位置にしているという話を聞いたことがあります。
どんな音楽のジャンルかというと、カテゴライズできない。
メタルとも、ハードコアとも断定できない独自の楽曲を作り上げている。
しかも、どこか曲が和風。民族音楽なども織り交ぜているらしい。
特に京の歌うメロディーが独特で、他に比較できるバンドというものが存在しない。
この要素がディルをディル足らしめているのだと思います。
作詞はすべて京が行っていて、作曲はメンバー全員が行っている。
京の作詞はかなり独特。作詞は主に人間や自然の「痛み」について書かれている。
京の歌詞を見ると、日本語の美しさ、表現の広さを垣間見れる。
彼の作詞はどこか奥ゆかしくて、大事なことが書かれている気がする。
おそらく、歌詞だけみても、その曲の解釈をすることは難しい。
単語だけの歌詞だったり、意味を成す文でなかったりするからだ。
しかし、歌っている姿を見れば、自然とどんな曲なのか伝わってくる。
京はこの世で感じた、知ったありとあらゆる「痛み」を歌い上げる。
DIR EN GREYの曲は重い。
「反戦」「環境破壊」など様々なメッセージを込められている。
その曲を通じて、京が様々な「痛み」を歌い上げ叫んでくれる
京
DIR EN GREY のボーカル。非常に多くの歌唱法を用いる。
ファルセット、グロウル、デスボイス、ミックスボイス、ホイッスルボイスなど。
日本のアーティストでは最も広い音域の曲を披露していると思われる。
聴けば、涙が出るほど切ない歌声。ライブのパフォーマンスも凄まじく、
どんなに声が枯れ、かすれようとうも全力で歌う。声が枯れてからが京。
ライブ中はほとんどMCをしない。京自身が歌って次の曲に繋ぐこともある。
多くは語らない。その分、楽曲に込めたメッセージが多いのだろう。
ちなみに、京都出身だから「京」らしいです。
いくらでも紹介は書けるのですが、このくらいにしましょう(笑)
DIR EN GREY おすすめの7曲
1. 凱歌、沈黙が眠る頃
「反戦」の曲。
イントロのゆったりとしたタッピングからの、シャウト。
そして、続くグロウル。京のグロウルは天下一品。
激しいパートを抜けた後の、クリーンな歌声のサビ。
激しさの後の、切なさ。これが堪らない。
2. 激しさと、この胸の中で絡み付いた灼熱の闇
とにかくカッコいい。イントロから惹きつけられる。
この突き抜けるようなシャウト。グロウルのキメの細かさ。
曲中のすべてが静止した後の叫び。すべてがダイナミック。
何度も書くが、激しい部分を抜けた後のサビの爽快感が堪らない。
3. 我、闇とて
DIR EN GREYのバラードと言ってよいのだろうか。切ない。
激しい曲も魅力があるが、ゆったりした曲にも魅力がある。
ライブ映像だが、ライブ後半の振り絞るような声。DIR独特のメロディー。
声が枯れてからが京。5:40~からの歌は本来の曲には存在しない。
京はLIVEは感情で歌うのだ。彼より感情で歌う人はいないだろう。
4. DOZING GREEN
直訳すれば「緑にまどろむ」。緑色にどんなイメージを受けるだろう?
自然の色?毒々しい色?いろんなイメージを受ける。
意味はわからなくても、聴き終わった後になにか重いものが残る曲。
ラストの叫びは人の心を震わせる。
この曲のホイッスルボイスの最高音がhihihiCまであるらしいです。
3:47~のシャウトの後の子守唄みたいなところが好き。
5. SUSTAIN THE UNTRUTH
東日本大震災の後に作られた曲。嘘は続く。どんな思いでこの曲を書いたのだろう。
この曲は随所でワウが踏まれ、うねった印象を受ける。
このうねる不安定な時代の中で、まだ嘘が続いていくのか。
ワウを踏んだギターソロも秀逸。ファルセットが美しい。
この曲から、新たなディルが始まったような印象を受けた。
6. dead tree
この曲も「反戦」の曲である。
イントロのリフが印象的。曲名通りの乾いたイメージが強い。
dead treeと聞くとカート・コバーンがギターについて聞かれたときに、
「ギターはただの死んだ木だ。」と答えたという話を思い出す。
この曲にも相当激しい感情が込められている。怒りを表現する方法は、激しさだけではない。
7. THE FINAL
個人的にDIR EN GREYを代表する曲だと思っている。
この曲では京の本音が歌われている気がする。炎に囲まれながら演奏するPV。
どうして、こんなにこのバンドに惹きつけられてしまうのだろうか。
以上、『DIR EN GREY』 おすすめの7曲でした。
個人的には一番おすすめのアルバムは「UROBOROS」だと思います。
聴きやすい曲が多いアルバムの印象があります。
是非聞いてみてください。
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