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オーストラリア旅行記 [ゴールドコースト]1日目

オーストラリア旅行記 ゴールドコースト 1日目

 

卒業旅行として、オーストラリアに4泊6日で訪れた。

 

旅行先をオーストラリアにした理由は、さしてないのだが、

強いていうなれば、アジアは近いからいつでも行けそうな感じがするし、 アメリカやヨーロッパは治安が悪そうで(イメージ)、 対して、オーストラリアは日本と大した時差がないので、楽そうだなっていうのと 自然を楽しめそうなところがいいかなと思ったからだ。

 

初めての海外旅行だったので、その準備にずいぶん手間取った。

 

まず、パスポートをとらなければならない。 パスポートをとるためには、戸籍抄本やらなにやら取らないといけないし、 市役所まで出向いて申請する必要がある。 申請後、パスポートを受け取るまで、3週間くらい待つ。 パスポートを申請するために、市役所に平日赴かなければならないのが苦しいところだ。

 

さらに、オーストラリアに入国するためには電子ビザを取る必要がある。 これがなければ入国することはできない。 電子ビザをとるために大学生協で手続きを行った。これは1週間くらいで取れた気がする。

 

そのときは、日本は3月の上旬でオーストラリアに着けば、 季節は真逆で夏の終わりらしいので、少し薄い上着を着ていった。 成田空港は本当になんでも売っている。海外では日本とコンセントの形が違うらしいので、 その変換器を買った。他にも、暇になったときに話題になるようにと、心理テストの本を僕は買わされたのだが、心の中ではおそらく必要ないだろうと考えていた。さらにはセルカ棒も負担させられた。この棒、結構いい値がして2700円くらい。

 

成田空港3階の広大なカウンターでチェックインを済ませ、スーツケースを預けた。 手荷物検査は国内線とかとあまり変わらず。一つ違うのは、100ml以上の飲料水などはすべてチェックなしに捨てられてしまうことだろうか。金属探知機と手荷物のX線検査などは国内線と同じだった。

 

飛行機は向こうの航空会社であるカンタス航空だ。カンタス航空は噂によると、かなり狭い飛行機だと聞く。夜の19時発で次の日の朝6時くらいに着くらしいので機中泊だ。 飛行機は両窓際に2席ずつと、中央に4席ずつが並んでいる。僕の席は中央4席のなかでも内側の席で、通路に出づらい席だった。この席はかなり狭かった。さらに、前の席の人がリクライニングを倒してくるので、さらに狭くなる。一言断りをいれてくれればよいものを。

機中でのアナウンスは日本語と英語の両方でしてくれる。日本の航空会社ではCAさんは女性の人がほとんどだが、カンタス航空では男性と女性のCAさんが半分ずつくらいだった。みなさん日本語が上手だったことが印象に残っている。

 

23時を過ぎるくらいで、消灯されて、乗客は眠りにつくが、僕はなかなか深い眠りに着けなかった。20分寝ては起きて、また眠りに着くことを繰り返していた。うまく眠りに着けない原因は、お尻が痛かったからだ。僕は、ずっと座り続けていると、血流が悪くなるのか、お尻が痛くなってくる。しかも、隣に座っていた人がかなりの巨漢の人で、通路に出してくださいと言いづらかった。仕方がないので、映画を観ることにした。国外への飛行機には、座席にタブレットが取り付けられていて、好きな映画や音楽を聴くことが出来る。初めての海外旅行なので、知らなかったが、飛行機では、現在上映中の最新の映画でも見ることが出来る。それにかなり驚かされた。僕が見たのは、「ダンケルク」だ。あとで、レビューでも書いてみようと思う。

 

飛行機が到着したのは、朝6時近くだった。ブリスベン空港に着陸した。ブリスベン空港は、広大の滑走路の中にも、芝や木々などをみることができる。日本の空港のように無機質でコンクリ的な感じはしない。

 

オーストラリアの入国審査や税関は厳しいときく。様々なものについて、持ち込んでいるかどうか、申告カードを書くのだが、食料品や動植物などを無断で持ち込むと多額の罰金が発生するという。そんなシーンを幾度となくみてきた、そう「世界まる見え」で。 厳しい印象があったのだが、実際にはそうでもなかった。日本と同じで、金属探知機と手荷物検査をくぐりぬけて、申告カードを見せるだけだった。

 

1つだけ、日本と違った点はパスポート写真の顔の照合だ。日本の入国審査は実際の審査官がそれぞれの人の顔を見て判断するのに対して、オーストラリアの入国審査はパスポートの情報を事前に機械に読み取らせ、機械で写真を撮影して、自動的に本人かどうか判断する。日本に比べて、自動化がずいぶん進んでいるようである。

 

初めてのオーストラリアの空気はそんなに暑くなかった。15°くらいだろうか。過ごしやすい気候だった。そこから、バスでゴールドコーストへと移動する。約90分くらい。 ブリスベン空港から高速道路に乗って、ゴールドコーストへと向かう。高速道路の道路脇では日本企業が多くみられ、かなり多くの日本車が走っていたように思う。

 

その後、バスはゴールドコーストの砂浜へ到着すると、一度降りて、バスの添乗員さんが写真撮影をしてくれた。自分の勝手な印象だが、海というものは潮の匂いがして臭いものだと思っていた。しかし、ゴールドコーストの海は全く匂いがしなかった。オーストラリアの海は何も匂いがしなかった。本当にきれいな海はきっと匂いがしないのだろう。砂は今まで見たどんな砂よりもサラサラだった。どこまでも続く海の先には海の他には何も見えない。地球は確かに丸くなっているということは確かめることができる。意外と波が強い。泳ぐ海というよりは、サーフィンに適した海らしい。

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その後、JTBのツアーデスクを訪れて、日本円とオーストラリアドルの両替を行った。 1ドルは日本円で約90円だ。オーストラリアのお札はプラスチックで出来ていて、カラフルでおしゃれなお札だった。あと、オーストラリア貨幣には、20ドル札、2ドル硬貨、20セント硬貨という2の単位の貨幣が存在する。日本よりも種類が多いので少し困惑。

 

ホテルのチェックインまで時間がかなりあるので、街をぶらつくことに。JTBデスクのお姉さん曰く、街は半日くらいあれば全部回れるらしい。それぐらいに意外に狭いらしい。 街の道路には路面電車が通っていて、お洒落なホテルが連立している。きれいなプールや庭が並ぶ。最高の観光地だ。

 

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とりあえずは、お腹を満たすことにして、サブウェイに。初めての英語での注文。 〇〇プリーズと言えばなんとなく通じる。けど、それぞれの具材を入れるかどうか聞かれているようだが、詳しくはわからなかった。後はthank youと言っていればなんとかなる。 とりあえず、thank you言っとけば良い人感出せる。多分。なんだかんだ10ドルとられる。 食べ物は日本に比べて高いようだ。とても美味しかった。

 

その後、ゴールドコーストの展望台であるスカイポイントに望む。ここがゴールドコーストで一番高い塔だ。海岸線沿いにホテルや町が並び、川を沿いに高級住宅地が並ぶ。川沿いに住む人はみんな船を持っているとか。天気はあいにくの曇り。晴れていれば最高の景色だったのにね。一周してから、展望台のカフェでコーヒーを飲む。普通のコーヒーはロングブラック?を頼めばいいみたい。連れはエスプレッソを頼んだのだが、かなり極小のカップに入っている。苦くて飲めたものではなかった。これが本場の洗礼というものなのか。

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その後、スーパーに立ち寄ってみる。海外のスーパーは初めてだ。オーストラリアは日本に比べて物価が少し高い。水が2~4$くらいする。オーストラリアの水道水は一応飲めるらしいのだが、飲んでみる勇気はない。日本の水道設備は整っているということを改めて思い知る。オーストラリアのスーパーには日本でよくみられる総菜というような調理されてパック詰めされたようなものが置いていない。基本的に果物や箱とかボトル詰めされたようなものしかない。なんというか、「具材」そのものしか売っていない。レジはかなり発達していて、店員さんのいるレジよりも、無人でカード支払いの自動精算機のほうが多い。海外はカード支払いが進んでいるという。

 

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ホテルは8階で海は見えなかったが、かなり綺麗な部屋だった。ベッドが置いてあるシンプルな部屋なのだが、日本のホテルよりも清潔感を感じる。

 

晩御飯は街をぶらぶらした後、バーに入ってみることにした。基本的に海外のお店はお金は先払いだ。お金を払って、番号札の付いた立て札をもらってから、席について待っていれば、勝手に料理を店員さんが持ってきてくれる。チキンプレートみたいなものを注文したのだが、味が3つくらいから選べて、わけもわからずメキシカンにした。これが失敗だった。小豆みたいな豆とアボガドがあまり好きではなかった。こればっかりはどうしようもない。さらに、メロンソーダ風味の変な味のカクテルを飲んだ。こっちでは基本的にお酒はワインかビールが主流でカクテルはあまりないようだ。

 

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部屋に帰って飲むように、酒屋でワインを買って帰る。お酒を買うときは、基本的に年齢確認をされる。この国は未成年の飲酒にかなり厳しいようだ。ワインは5~10$くらいで買えるので、そこまで高くはない。

 

シャワーを浴び、ワインを飲んで寝る。いい一日だった。